1953-09-07 第16回国会 衆議院 建設委員会 第22号
本路線は、昭和六年より内務省直轄施行で鋪装したものでありますが、戦後の重量交通により破損し、最近一年間で鋪装面積に対する破損率は二七%より四四%に増加し、約四十キロにわたつて危険箇所があるため、道路交通はまつたく麻痺状態にあるといつても過言ではないのであります。一日五千台も通過するかかる重要幹線がこのような状態にあるのは、まつたく残念なことであります。
本路線は、昭和六年より内務省直轄施行で鋪装したものでありますが、戦後の重量交通により破損し、最近一年間で鋪装面積に対する破損率は二七%より四四%に増加し、約四十キロにわたつて危険箇所があるため、道路交通はまつたく麻痺状態にあるといつても過言ではないのであります。一日五千台も通過するかかる重要幹線がこのような状態にあるのは、まつたく残念なことであります。
小濱漁港は福井縣若狭灣に臨み、昭和三年内務省直轄施行にかかる南川、北川改修工事の實施せられた機會に、舊南川廢川地域を利用して漁港とすべく、時局匡救事業をもつて、小濱橋下流兩岸の一部を埋立て、その全面に水面幅八〇メートルを有する繋船岸壁を築き、港内水面積二七、九四一平方メートル、水深二、五メートルに浚渫をなし、發動機漁船の碇泊に便ならしむる計畫のもとに、昭和七年十一月著手し、昭和九年七月完成いたしたものであります
小濱漁港は昭和三年内務省直轄施行に係る南川北川改修工事の実施せられた機会に、旧南川廃川地域を利用して漁港とすべく時局匡救事業で小濱橋下流両岸の一部を埋立て、その前面に水面幅八十メートルを有せしめ、繋船岸壁を築き港内は水面積二万七千九百四十一平方メートル、水深二・五メートルに浚渫をなし、発動機漁船の碇船に便ならしむる計画の下に昭和七年十一月着手し昭和九年七月に完成いたしたのであります。